ニュージーランド出身の若手、ヘイデン・パッドンが、カタールMスポーツWRTからフォード・フィエスタRS WRCでWRCラリー・スペインに参戦することになった。パッドン自身は、WRカーでは初めてのWRC参戦となる。

 2011年にはPWRCタイトルを獲得したパッドンだったが、その後参戦プログラムが得られず、株式会社を設立して株主を募るという斬新な方法で資金を調達。今季はでシュコダ・ファビアS2000でSWRCに参戦。これまで3戦にしか登場していないが、いずれもポディウムフィニッシュを決めており、そのパフォーマンスがMスポーツの目に止まった。現行型WRカーをニュージーランド人がドライブするのは、パッドンが初めて。

 国内戦からキャリアを築き上げ、ついにビッグチャンスをつかんだパッドンは「僕が興奮するのは分かってもらえると思うが、このチャンスを最大限に活かすことに集中したいとも思っている。競り合いに絡んでいきたいし。精一杯の好タイムを刻んでいきたいが、できる限りの経験を積むためにすべてのステージを走り切ることも重要だ」と意気込みを語る。

「いろいろな話し合いの末に、この素晴らしい機会を与えてもらった。ついにトップレベルのマシンをドライブすることができるようになって、最高だよ。ここにたどり着くまでには苦労もあったけど、ようやく自分たちの実力を発揮できるチャンスをつかんだ」

 一方、Mスポーツ代表のマルコム・ウィルソンは「オーストラリアでのヘイデンの速さは素晴らしかった。WRカーでどこまでできるかを見せつけるチャンスになると思う。ティリー(ヌービル)、マッズ(オストベルグ)、エフゲニー(ノビコフ)から、WRカーデビューに挑むためのアドバイスや経験を吸収してもらいたいね」

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