ピレリは19日にスタートするバーレーンF1合同テストにおいて、チームに追加タイヤを供給、2015年のダイヤウォーマー禁止に備えたテストを行うことを明らかにした。
今年1月にF1ストラテジーグループおよび世界モータースポーツ評議会の会合が行われた後、FIAは、2015年F1ではタイヤウォーマーの使用を禁止する意向であることを発表した。
タイヤウォーマー廃止については以前にも提案されたことがあるが、その際にはドライバーたちが冷えたタイヤで走行するのは危険であると主張したため、実現しなかった。
しかし2015年F1では「タイヤを温めるデバイスはすべて禁止される」との決定が下された。
ピレリは、今週スタートするF1合同テストにおいて、2014年型タイヤ構造とコンパウンドのミディアムタイヤを各チームに1セットずつ追加供給すると発表した。
「このタイヤはプロトタイプの位置づけで、2015年以降禁止される予定のタイヤウォーマーなしでのタイヤ動作をテストする目的で使用される」とピレリは述べている。