2013年ベルギーグランプリ 予選
ピレリ、金曜フリー走行で発生したタイヤ問題の原因を特定

2013年8月24日、スパ・フランコルシャン
 メルセデスのルイス・ハミルトンが、ピレリのCinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤを使用して、戦略が主役となったシーズン中でも屈指のエキサイティングな予選を制し、自身通算31回目のポールポジションを獲得しました。

 予選の各セッションは、ドライとウェットが入り混じったコンディションとなったため、ラップ計測のタイミングが極めて重要になりました。今週末用に選択されている両スリックタイヤ、P Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムも使用されました。

 Q1開始時に雨が降っており、コンディションの悪化に備え、バンカータイムを記録しておくために、ドライバーたちは20分間のセッション開始時にピットレーンに隊列を成しました。セッションの序盤、全ドライバーがインターミディエイトタイヤを使用し、セッションが進むにつれてドライラインが現れ始めました。ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデとマルシャの両ドライバーが、セッション残り5分時点で最初にミディアムコンパウンドへ交換しました。

 ドライコンディションが続いたQ2では、フェラーリの両ドライバー、レッドブルのマーク・ウェバー、メルセデスのルイス・ハミルトンがハードタイヤを使用し、他のドライバーたちはミディアムタイヤを使用しました。レッドブルのマーク・ウェバーがハードコンパウンドで最速タイムを記録した後、ロータスのキミ・ライコネンがミディアムでタイムを更新しました。ライコネンは、その後ミディアムでセッションの最速タイムを記録しました。

 再び雨が降り始め、Q3の終盤にかけて雨足が強くなりました。フォース・インディアのポール・ディ・レスタが最初にインターミディエイトタイヤを装着し、この決断が、彼に初のポールポジションをもたらしたかのように見えました。しかし、セッション終了間際に路面がドライ方向に向かい、メルセデスのニコ・ロズベルグ、レッドブルのマーク・ウェバーとセバスチャン・ベッテル、さらにメルセデスのルイス・ハミルトンが続々と最速タイムを塗り替えました。彼ら全員がインターミディエイトタイヤを使用しました。

 午前中の最終フリー走行では、ドライバーたちが主にハードタイヤを使用した中、ベッテルが最速タイムを記録しました。最終的には、ベッテルはミディアムタイヤでセッション最速タイムを記録しました。

■ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント
「今日のスリリングな予選について述べる前に、昨日のフリー走行でセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソのマシンで発生したパンクについて徹夜の調査を行った結果、明確な結論に達したことを報告したいと思います。ベッテルのパンクは、デブリ(他のマシンの金属片)によるもので、アロンソのタイヤもまた、同じ金属片によってカットされていました。それぞれのタイヤ上の痕跡が一致しており、いずれも同じ場所(ターン13)で発生したものでした」
「今日の予選では、トラックの一部がウェット状態のまま他の部分では急速に乾く状態となる、いつものスパでの問題が見られました。路面の改善が進み、アウトラップだけでも2分間を要することを考慮しつつ、タイヤ選択のタイミングが非常に重要となりました。Q1とQ2では、インターミディエイトからスリックタイヤへのクロスオーバーポイントの見極めが鍵となりました。こういったことは、より不安定な天候が予測されている明日の決勝でも有効に活用できる知識となりそうです。明日の決勝スタートでは、ドライバーたちにはタイヤ選択の自由が与えられるため、戦略の選択肢をさらに広げることになるでしょう」

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