フェラーリがフェルナンド・アロンソとの2010年以降の契約をイタリアGPで発表するとのウワサを、同チームが否定した。
スペインのディアリオAS紙は、イタリアGPの金曜、モンツァでフェラーリは、アロンソとの少なくとも2014年までの契約を発表する予定であると報じた。現在のドライバー、フェリペ・マッサとキミ・ライコネンのどちらがチームを去ることになるのかは不明だという。
ライコネンは今年何度もラリーに出場、今月末にはフィンランドでWRCデビューを果たすことが決定しており、F1、そしてチームに長期的にとどまるかどうか疑問視する者もいる。しかしライコネンもマッサも、フェラーリと2010年末までの契約を結んでいる。
しかし、フェラーリが毎年行っている“ワールド・ファイナルズ”は今年は初めてアロンソの母国スペイン バレンシアで開催され、11月中旬のそのイベントではアロンソは“サプライズゲスト”として登場、新たなスポンサー、サンタンデールも公式に紹介されると報じられている。グランプリ関係者の間では、アロンソは来季フェラーリ入りするであろうとの見方が強い。
しかしフェラーリのスポークスマン、ルカ・コラジャーニは、この報道はウワサに過ぎないと主張している。
「我々は推測に対してコメントして時間を無駄にするようなことはしたくない」と彼はイタリアのラ・ガゼッタ・デロ・スポルトに対してコメントした。
「マッサとライコネンの契約には2010年が含まれていることをお忘れなく」