イングランドのプロサッカーリーグであるフットボールリーグが、クイーンズ・パーク・レンジャーズにおけるフラビオ・ブリアトーレの代表留任を認めるか否かの決定を、ブリアトーレの公聴会が終了するまで保留すると発表した。
ブリアトーレがシンガポールゲートによりFIAから有罪判決を受けたことで、フットボールリーグはサッカーチームにおける代表として彼は不適格であると見なすことを検討している。
しかしブリアトーレはFIAイベントからの永久追放の罰を科されたことについてパリの上級裁判所においてFIAに対し法的手続きを開始、11月24日に公聴会が行われることが決定した。これを受けてフットボールリーグは、公聴会の結果を待って、ブリアトーレへの対処を決定することを決めた。
「フットボールリーグは、クイーンズ・パーク・レンジャーズのディレクター、フラビオ・ブリアトーレが、フランスの法廷においてFIAに対して法的手続きを開始したことを知った」という声明をフットボールリーグが発表している。
「フットボールリーグのチェアマン、ロード・マウヒニーは、ブリアトーレ氏と金曜に会い、ふたりは世界モータースポーツ評議会の最近の決定について協議した。ブリアトーレ氏はロード・マウヒニーに、FIAに対して法的手続きをとる意向であることを告げた」
「フットボールリーグは、法廷の裁定を待ってからさらなる行動を起こすこととした」