元ホンダF1チーム、ブラウンGPがジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロの起用を発表、ブルーノ・セナは今季F1に昇格するチャンスを失った。彼はDTMに参戦するのではとのウワサが出ている。

 セナは元ホンダF1のセカンドシートの最有力候補といわれていたが、結局は経験に勝るバリチェロが選ばれた。その間に主要なGP2のシートは埋まっていった。インディカー・シリーズに目を向けるにしても、ペンスキー、アンドレッティ・グリーン、ガナッシなどはすべてドライバーが決定しており、いずれにしても彼らがルーキーの起用に踏み切ったかどうかは疑問だ。

 ブラウンGPの正式発表より前に、オー・エスタード・デ・サンパウロ紙に対し、セナはこうコメントしていた。
「今は物事を全く違ったとらえ方をしているよ。ロス・ブラウンがルーベンスを欲しがっているのは明らかだ。僕は自分を欲しがってくれるチームに入りたい。今日ロスと会う予定だったが、彼はキャンセルしてきた」
「もうこのことは諦めて、他に目を向けていく。だけどちょっと動揺しているんだ。この件があまりに長引いたために、他のめぼしい選択肢を失う結果となった。あとは何をすることになろうと、後退するようなものだ。でも、僕にとって重要なのは、今後もF1を自分の最優先事項とし、次のステップと考えていくことだ。戻ってくるためには何でもするよ。今回のことは僕の人生にとってつまずきだけど、誰もが人生の辛い時期を乗り越えていくものだ。僕も立ち直ってみせる」

 ウワサされているDTM転向については、セナは今のところ考えてはいないと言う。
「先週ヨーロッパでノルベルト・ハウグに会ったんだ。でも話題はF1のことで、(メルセデス)エンジンのホンダへの供給について話した。DTMの話題は全く出てこなかったよ。僕の興味は他のところにあるからね。僕はF1でチャンスをつかむことに関心があり、自分はF1で力を発揮できるはずだと考えている」
「DTMで走るつもりはない。でも、他にはGP2の小さいチームで走る道しか残されていないとなれば、可能性を考慮するだろうね」

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