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クルマニュース

投稿日: 2015.03.05 00:00
更新日: 2018.02.17 06:25

プジョー、ジュネーブモーターショーに出展


2015年3月5日
パリ・プジョー本社
第85回 ジュネーブ・モーターショーにおけるプジョー
~“PEUGEOT IS IN THE RACE”、NEW プジョー208を発表~

 今回のジュネーブショーでは3つのエリアを展開し、プレミアムマーケットへの移行をより明確にしてまいります。

■GT Lineエリア:プジョー208、308、508、RCZで共通のコンセプトをもつ新しいモデルを展示いたします。そこではプジョーが示す新しいパーソナリティとダイナミズムを体感していただきます。
■スポーツエリア:プジョー・スポールがモータースポーツで培った経験を注入したプジョー308 GT/308 SW GT、RCZ R、208 GTi、さらにダカールラリーから戻ったばかりのプジョー2008 DKR によって、パフォーマンスに特化した展示をいたします。
■テクノロジーエリア: 新しい EAT6 オートマチックトランスミッションと、CO 2排出量低減でこのクラスではトップ 20 に入る Euro 6 適合のPureTech、BlueHDi、THP エンジンを展示、専門技術を集結させています。

NEW プジョー208:208 のさらなる進化

 3年を経て、このジュネーブで発表する新しい208は、5月から販売を開始します。新しくなったエクステリアとインテリア、そしてEuro6に適合し強力なパワーを発揮するエンジンなど、選択の幅を広げています。

よりエネルギッシュなデザイン

エクステリアのスタイルは、より洗練されたものになっています。
■フロントバンパーに組み込まれた大型グリルとクロームトリム
■新たなデザインで LED を施した、ブラックとクロームのライト
■新しいカラーでダイヤモンド加工またはレーザー彫刻で仕上げたホイール
■ライオンの爪を模した LED リヤライト

 インテリアは操作性に富んだi-Cockpitで、小径ステアリング、ヘッドアップインストルメントパネル、大型7インチタッチスクリーンを以下のように新しくしました。

 世界販売を5.4%アップさせ、中国とヨーロッパで目覚ましい成長を遂げたプジョーは、第85回ジュネーブ・モーターショーでさらに高めたブランドの魅力を示します。独特なデザインが特徴的な今年のブース(2,600 ㎡)では、ブラックをベースに銅色のラインを放つコンセプトカー、Onyx(オニキス)が目を引きます。今回は3台のコンセプトカーとプジョー2008 DKR、さらに23モデルを展示、ワールドプレミアとなる NEW プジョー208 も出展いたします。ローンチからわずか3年で100万台近くを販売したベストセラーモデルは、装いを新たに登場します。
■視覚的なデザインを施した、ソフトタッチのダッシュボード
■ホワイトのバックライトによるインストルメントパネルとスイッチ類
■パノラミックガラスルーフにブルーの LED ライトを装備
■7 インチタッチスクリーンにスマートフォンの画面を映し出す MirrorScreen (ミラースクリーン)

選択肢を広げる幅広いレンジ

新たなハイテク技術
 都市環境におけるリスクや大きな衝突を低減させるために、プジョー208 には時速 30km 以下で作動するアクティブシティブレーキを新たに採用しています。フロントガラスの上部に配したセンサーで作動するこのセーフティ機能は、特に市街地でその効果を発揮します。自動でブレーキを作動させ、緊急時には車両を完全に停止させます。そのほか、バックする際に運転をサポートするリヤビューカメラを一部のモデルでご用意しています。プジョー108 で初めて採用されたMirrorScreenも208に登場します。スマートフォンの画面を7インチタッチスクリーンに映し出すことで、通話、音楽、ナビゲーションアプリ使用時などに効果的です。

新しい Euro 6 適合エンジンと、EAT6 オートマチックトランスミッション
 新しい 208 のラインナップは装備と仕様、ならびにPSAプジョー・シトロエングループが開発した4つの新しいエンジンと、EAT6オートマチックトランスミッションによって分かれています。プジョー205 GTiの後継である208 GTiには、30周年を記念して208 GTi 30周年アニバーサリーモデルと、208 GTi by PEUGEOT Sportがラインナップに加わります。208馬力のパワー、トルセンLSD、大型330mmブレーキディスクを搭載したこのモデルは、208シリーズのなかでも最も先進的な存在感を放っています。

 NEWプジョー208の豊富なカラーバリエーションにおいて、新たに鮮やかな新色の「オレンジパワー」を追加しました。そして、フロントグリルからドアミラーカバーまで、カスタマイズされたパッケージをご覧いただけます。プジョー308、508、RCZ にラインナップされているように、208にも新しいGT Lineを設定いたしました。3ドア/5ドア、PureTechガソリンエンジン/BlueHDiディーゼルエンジンから選べる208GT Lineは、GTiのスポーティな外観を醸し出しています。エクステリアには独自のデザインを施したフロントグリル、大型17インチホイール、ブラックドアミラーカバーを配し、インテリアではスポーツシート、スポーツステアリングホイール、アルミ製ペダルユニットを装備しており、よりダイナミックにドライビングを演出します。

BlueHDi ディーゼルエンジンの特長は下記のとおりです。
・新しい3つのユニット、1.6ℓ BlueHDi 75、100、120
・すべてのモデルでCO 2排出量95g/km以下を達成
・1.6ℓ BlueHDi 75と100の燃費は33km/ℓ、CO 2排出量79g/kmで、CO 2排出量ではプジョーがエンジン開発のグローバルリーダーに立っています。

PureTech ガソリンエンジンにも3つのユニットがあります。
・既存の1.0ℓ PureTech 68と1.2ℓ PureTech 82
・新しい 1.2ℓ PureTech 110S&Sは、CO 2排出量103g/kmと低い数値を達成。

2015年に登場する最新技術である、新しいEAT6オートマチックトランスミッションは、このシリーズの効率向上に貢献しています。
・クイックシフトでスムースかつ素早いシフトチェンジを実現
・マニュアルトランスミッションと比較してCO 2の増加はわずか1g/km
・1.2ℓ PureTech 110 S&S EAT6 モデルのCO 2排出量は104g/km、1.6ℓ VTi 120オートマチックモデルと比較して30%低減

エンジン:パフォーマンスと高効率の技術

2014 年のEuro 6に適合したエンジンの導入は、2015年もガソリンエンジンならびにディーゼルエンジンで継続し、パフォーマンスではこのクラスでベスト20に入ります。このエンジンは下記の特長をもっています。
・プジョーのCO 2排出量は、1kmあたり110g以下となりました。
・2014年、PSA プジョー・シトロエングループは、CO 2排出量が平均110.3g/km(CAFE)と、再びヨーロッパのリーダーになりました。
・CAFEのリーダーとしてプジョーは、2013-2014年でマイナス4.6%、この10年間ではマイナス27%という、排出量削減を達成しました。

PureTech ガソリンエンジン

2014年、PureTechエンジンを導入したことで、世界の販売台数を増加させました。内訳は53%がガソリンエンジン、47%がディーゼルエンジンとなっています。エンジン・オブ・ザ・イヤーにも挙げられているPureTech エンジンは、幅広く高効率です。
・CO 2排出量は95g/kmからで、Euro 6に適合
・208、2008、308、3008 シリーズにおいて、このクラスでトップ5の仕様を搭載

THPガソリンエンジン

エンジン・オブ・ザ・イヤーに8回ノミネートされている1.6ℓ THP200エンジンには、2014年に約170 hp/ℓを達成する1.6ℓ THP270が加わりました。THPの数値はプジョーが誇る専門技術であり、パフォーマンスを向上させながら排出量と燃費の低減を実現しました。
・CO 2排出量は125g/kmからで、Euro6に適合
・プジョー208 GTi(208hp)、308 GT(205hp)、RCZ R(270hp)にはクラストップ3の仕様を搭載


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