2013年F1第12戦イタリアGPのフリー走行3回目は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 2日目を迎えたモンツァでのイタリアGPは、現地時間7日11時から予選前最後となるフリー走行が行われた。天候は晴れ。セッション開始時の気温は28度、路面温度は35度を記録した。
 初日を3、4番手で終えたロータスチームは、キミ・ライコネンが走らせていたロングホイールベース仕様のニューシャシーを2日目以降は使用しないことを明かしている。

 60分のセッションでは、全車が残り15分過ぎまでハードタイヤで走行。ピットアウトを繰り返しながら15周前後を重ねることとなったが、そこで速さを見せたのは初日トップのベッテルだった。
 彼は、1回目のアタックでいきなりトップに立つと、続くラップでもベストタイムを更新。残り20分過ぎに再びハードタイヤでアタックをかけたベッテルは、1分24秒551までタイムを縮める。

 ハードタイヤで2番手につけたのは、同じレッドブルのマーク・ウエーバーだったが、トップのベッテルとはコンマ5秒の差。3番手につけたフェルナンド・アロンソは、中盤までチームメイト同士によるスリップストリームを利用した引っ張り合いでタイムを稼いでいる。

 セッションが残り10分を切ると、今度は全車がミディアムタイヤに履き替え、予選を想定したワンアタックに移る。しかし、ここでもベッテルの優位は動かず、1分24秒360というタイムをマークし、トップのままセッションを終えた。
 一方、ティフォシの期待を一身に受けるアロンソは、ここでわずかながらベッテルとの差を縮め、0.283秒差の2番手に。ウエーバーが僅差で3番手に続き、5戦連続ポールを狙うルイス・ハミルトンは4番手となった。

 好調の兆しを見せるマクラーレンはセルジオ・ペレスが6番手。8番手に終わったジェンソン・バトンもハードタイヤでは4番手につける走り。また、来季のレッドブル昇格が決まったダニエル・リカルドが7番手のフェリペ・マッサを抑えて6番手と検討。ウイリアムズのパストール・マルドナドも9番手に飛び込むなど、予選Q3入りを狙う中団グループの争いが激しさを増している。

 その一方でフォース・インディアの一台、ポール・ディ・レスタはセッション終盤を前にパラボリカでコースアウト。グラベルを突っ切ったディ・レスタのマシンはフロントにダメージを負ってしまった。また、わずか5周に終わったメルセデスのニコ・ロズベルグはギヤボックスのトラブルが発覚し、セッションの大部分を走ることができなかった。

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