土曜日に幕を開けたモータースポーツジャパンは、日曜日も朝早くからさまざまな走行イベントで盛り上がっている。なかでも、F1のマクラーレン・ホンダを展示しているホンダブースにはひときわ多くのファンが集っている。

 今回のホンダブースには、1989年にアラン・プロストがドライバーズチャンピオンを獲得したMP4/5と、90年にアイルトン・セナがドライバーズチャンピオンに輝いたMP4/5B、さらに、新開発(当時)のホンダV12を搭載し91年のダブルタイトルを達成したMP4/6の3台だ。

 MP4/6によるエンジン始動は午前と午後の2回行われているが、いずれの回も集まったファンが何重にもブースを取り囲むような状態で大盛況。ホンダドライバーの山本尚貴や塚越広大、さらに日曜の朝には現在インディカーで活躍する元F1ドライバーの佐藤琢磨も姿を見せるなど、ゲストドライバーの登場にファンのボルテージも一層高まった。

 そのホンダブースの一角には、来年のF1参戦に向けた応援メッセージが記された「F1×Honda Racing」のフラッグが掲げてある。このフラッグにびっしりと埋められたメッセージには、「おかえり」や「再び」など、黄金期のマクラーレン・ホンダ復活を望む文字が数多く躍っている。
 なかには、今話題になっている来季のドライバーラインナップに関するファンの想いも少なくなく、「腕のあるドライバーをゲットして」といったメッセージやマクラーレン・ホンダへの移籍が噂になっているフェルナンド・アロンソや残留報道に揺れるジェンソン・バトンの名前、さらに日本のメーカーだけあって小林可夢偉を推す声も見られるなど、復帰に際するファンのさまざまな想いが綴られている。

 ここお台場で改めて感じるホンダF1への期待。注目のドライバーラインナップ、そして新パワーユニットのポテンシャルとファンの想いは高まるばかりだ。

 なお、今回のエンジン始動の模様は、スマートフォン専門のTV局NOTTVのF1番組『F1速報TV』でお伝え。放送は11月23日(毎月第4日曜)21時(~22時/無料放送チャンネル NOTTV3)からの予定です。

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