ジェンソン・バトンは、2011年開幕戦オーストラリアGPではマクラーレンはレッドブルやフェラーリには太刀打ちできないだろうと予想した。
しかし、最後の合同テストに臨んだバトンは、マシンの進歩を感じたということだ。
「メルボルンで僕らがレッドブルやフェラーリと同等に戦えたら驚くと思う」とバトンはバルセロナテスト初日を終え、報道陣に対してコメントした。
「これまで走りこんだ距離や、これまでのテストでのペースを彼らと比べると、かなり難しいと思うな」
「でも何事も100パーセントないとは言えない。僕らはマシンを向上させてきているし、その進歩にはとても満足している」
「でもまだ十分じゃない。今週さらにセッティングの作業を進めて、どれぐらい彼らに近づけるか見てみよう。それでも開幕戦で彼らに匹敵する速さを見せるのはかなり難しいだろうね」
「テストや走りこみ、信頼性という意味では、今年はベストのスタートを切ったとはいえない」
「目指していたほどの周回数を走れていない。でもマシンのフィーリングにおいては大きく進歩した」
「速さで3番手のチームであることに満足はできない。でもこのポジションからいくらでも対処していける」