マクラーレン・オートモーティブは、最新のサーキット専用モデル“McLaren P1 GTR”のデザイン・コンセプトを、日本初公開した。

 P1 GTRは、F1で培われた最新技術(DRS等)を多数搭載、ハイブリッドパワーユニットからは、エンジンとモーター合計1000psを生み出すという。タイヤも、専用のスリックタイヤを履く。これまで様々な市販スポーツカーを世に送り出してきたマクラーレンが、“史上もっともパワフルなモデル”だと胸を張る1台だ。

 ベースとなったMcLaren P1は、昨年発売された高級スポーツカー。世界375台の限定生産で、価格は1億円と言われていた。今回発表されたP1 GTRはこのP1の生産が終了した後に製造される予定で、より限定された数の生産になるという。それもそのはず、P1 GTRを買うためには、すでにP1を持っていなければならないからだ。価格は約3億4000万円だという。

 なお、P1 GTRのオーナーには、F1チャンピオンを育てた専門家によるドライバー向けトレーニングと、専任チームによるマシンのメンテナンスを担う専用プログラムが提供されるという。このプログラムへの参加費も、車両代金に込みだということだ。

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