フェラーリのロブ・スメドレーが、来シーズンはウイリアムズに移籍するのではないかと報じられている。
スメドレーは、先日発表されたキミ・ライコネンのフェラーリ復帰に伴い、チームを離脱するフェリペ・マッサとともにマラネロでのキャリアを終える可能性が高いと推測されている。
今年40歳を迎えるイギリス人のスメドレーは、これまで8歳下のマッサをレースエンジニアとして献身的に支えてきた。特にふたりのコンビは父親と子どものような親密な関係として知られ、彼はレース中の無線でしばしばマッサのことを「フェリペ、ベイビー」と呼び、ドライビングや戦略について細かな指示を与えることも多かった。
イタリアのAutosprintは、昨年のアブダビで「放っておいてくれ。自分のやっていることは分かっている」という前代未聞のフレーズを発したライコネンと世話好きなスメドレーが組むことは考えられないとし、スメドレーが2014年にウイリアムズに復帰する可能性を報じた。
彼は、ジョーダン・グランプリでF1キャリアをスタートさせる前に、ウイリアムズのツーリングカーチームで働いていた経験がある。
また同誌は、スメドレーがレースエンジニアではなく、テクニカルおよびエンジニアリングディレクターといった要職に就くとしている。