マノー・モータースポーツのスポーティングディレクターを務めるグレアム・ロードンは、チームが今年のWEC世界耐久選手権のLMP2クラスにフル参戦することを受けて、長い間持ち続けていたのだというル・マン24時間への情熱を明かした。

 マノーは今年、全9戦で争われるWECのLMP2クラスにオレカ05・ニッサンのパッケージでフル参戦。もちろん、ル・マン24時間にもエントリーしている。ロードンは、自身もル・マンのファンであることを明かし、参戦決定について次のように話している。

「ル・マンに初めて行ったのは1990年のことで、長年にわたって定期的に訪れていた。そして、ついにチームととも挑戦することができるのは素晴らしいことだ」

 またロードンは、WECで戦うことは「素晴らしい挑戦となる」と話し、「目下チーム内での話題の種だった」と明かす。ちなみにロードンは、2010年からのF1参戦が受理されたという知らせも、2009年のル・マンの現場で受けたのだという。

 チーム創設者のジョン・ブースも、WEC参戦はチームにとって絶好のチャンスだとして次のように話した。

「LMP2クラスはマニュファクチャラーやエンジンサプライヤーから独立したチームのために作られていて、チームがどのようなパフォーマンスを発揮するかという点に焦点がおかれているんだ」

 WECのドライバーとして発表されているのは、1999年にチームからF3に参戦した経験を持つトー・グレイブス。現在43歳のグレイブスは、かつてデルタADRからWECのLMP2クラスを戦っていた。残るふたりのドライバーは、適宜発表されるという。

 今回のWEC参戦にあたっての正式名称は、マノー・エンデュランス・レーシングとなっているが、エントリー名はマノーとなっている。また、マノー・モータースポーツの独自のレース参戦は、2014年のGP3撤退して以来のこととなる。

 なお、すでに既報の通り、昨シーズン限りでブースとロードンはF1を戦うマノー・マルシャからは離脱。マノー・モータースポーツとF1を戦うマノーとのつながりは、現在はすでにない状況となっている。

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