ウイリアムズのパストール・マルドナドは、ハンガリーGPでチームにとって今季初ポイントを獲得し、後半戦に向け期待を感じられると語った。
昨年マルドナドによって1勝を挙げたウイリアムズだが、今季は優れたマシンを作ることができず、低迷している。
しかしハンガリーでマルドナドが10位に入り、第10戦にしてウイリアムズはようやく今シーズン初ポイントを獲得した。
後半戦ウイリアムズは常に入賞争いができるようになると、マルドナドは述べている。
「1ポイントでは十分でないことは分かっている。でも一歩前進することができた。ここから上を目指せる」
「まだシーズンの折り返し地点だ。たくさんのレースが残っているし、ここから最後までポイントを狙っていけると思う」
「これからも前進し続けなければ。空力面でまだ改善できる部分があるから、それに取り組む必要がある」
マルドナドは、マシンの開発が進み、ピレリの新しいタイヤが導入されたことで、自分にとって走りやすいマシンになったと語っている。
開幕戦オーストラリアGPの後、マルドナドは今年のマシンは「とてもじゃないけど走れない」と述べ、ハンドリングが自分のドライビングスタイルに合っていないと繰り返し不満をもらしていた。
しかしハンガリーで彼は、マシンが自分の好みに合ってきたと語った。
「これまで僕は、タイヤとクルマに完全に支配されていた。僕の場合、タイヤもマシンも全く機能しなかったんだ」
「でも今、自分のレベルが一段上がり、自分たちより強力なマシンと戦えるようになったのがはっきりした」