イタリアのムジェロ・サーキットで行われたF1合同テスト1日目は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムを記録した。
生憎のウエットコンディションで始まったテスト初日は、午前中に一時はドライ路面が覗くまで回復を見せたものの、昼食時に再び雨が降り始め、その後は激しい雨の影響で緊急用のヘリコプターが安全に離陸できない状態となり、サーキットは一時クローズされる事態となった。
そのため、チームは、年間を通じて使用できるテストタイヤが1台100セットまでに割り当てられていることから、2日目以降にタイヤを温存するなど、多くのチームはテストプログラムの変更を強いられている。
そうしたなか、この日のトップタイムをマークしたのはフェラーリのアロンソで、彼は午前のセッションで1分22秒444というベストタイムをマークした。2番手につけたのは、24周の走行で1分23秒台のタイムを記録したレッドブルのマーク・ウエーバー。3番手はトロロッソを走らせたジャンーエリック・ベルニュとなった。
4番手はロータスのジェローム・ダンブロジオ。メルセデスはニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハーがマシンをシェアしたが、5番手タイムを記録したのは最多の49周を走ったロズベルグで、シューマッハーはタイム計測を行わず、わずか5周で初日の走行を終えている。
ザウバーの小林可夢偉は6番手。この日の可夢偉は、フロントウイングのほかにリヤのボディワークやディフューザーなど多くの新しいパーツをテストしたが、雷雨による午後の赤旗の後はチームの判断で走行を中止。残りのプログラムは2日目に持ち越すことになった。
