マクラーレンがバーレーンGPに持ち込んだのは、ふたつめの新しいフロアだけではない。リヤウイングも新しいバージョンを持ち込んでいた。

 今季マクラーレンは昨年ドイツGPで投入したメインフラップの上端とアッパーフラップの下端が波型のエッジを採用。開幕戦から第3戦中国GPまで、同様のリヤウイングを使用してきた。

 ところがバーレーンGPでは従来のリヤウイングとともに、フラップのエッジがフラットなオーソドックスな形の新リヤウイングを持ち込み、フリー走行でテストしていた。果たして最終的にマクラーレンが採用したのは、新しいリヤウイングだった。その理由をマクラーレンのエンジニアは「新しいもののほうが効率が良いから」だと説明した。

 バーレーンGPは燃費が厳しいサーキットのひとつで、エアロダイナミクスはダウンフォースの大きさだけでなく、ドラッグ(空気抵抗)を考慮した効率の良さが一層、重要となる。レース終盤に燃費の心配がなくなったアロンソが、パワーベストの設定でザウバーの追撃をしのぐことができたのも、こうしたマクラーレン側の努力があったからだということを忘れてはならない。

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