今季のF1復帰以来、周囲が期待する活躍を見せることができずにいるミハエル・シューマッハーだが、メルセデスGPとの3年契約を全うすると改めて強調した。また、チームはロバート・クビカと交渉しているといううわさを否定した。

「僕は短期的な計画でここにいるのではないし、1戦1戦だけを見て、1回結果を出せばいいなどとは思っていない」とシューマッハーは報道陣に対してコメントした。
「僕らは3年計画を立てている。だから痛みに対処できる。この世界にはずいぶん長くいて、もっとひどい辛さに耐えなければならなかったこともある。でもそれもプロセスの一部であり、見方を変えれば喜びの一部でもあるんだ」
「もちろん、僕らは今年もっと上位に近いところにいるものと思っていたし、もっといい状況を予想していた。でもそうではなかったのだから、それを理解し、過去にもしてきたように、それを乗り越えていかなければならない。そのために今僕はここにいる。進歩が実現できれば、もちろん実現できると信じているが、すぐに報われるだろう。今の状況を分かっているし、僕の頭にはモータースポーツのことしかない。それこそ現実であり、僕が知っているものであり、気にするべきものだ。問題を解決できさえすれば、もっとずっとよくなるはずだ。今年中に何度か勝てるかもしれないよ」

 最近ではメルセデスは来季にはシューマッハーの代わりにクビカを起用するのではないかといううわさも浮上したが、チームはきっぱりと否定している。
「我々はロバート・クビカとは交渉していない」とチームプリンシパルのロス・ブラウン。
「彼と話したのは1年前、ブラウンGPの時代のことだ。当時我々は将来について検討していた。だがそれ以来彼とは話していないし、話し合いを続けてもいない。我々はミハエルに満足している」

「誰かが名前や何かを書いて、その後うわさが広まった」とメルセデスベンツ・モータースポーツのバイスプレジデント、ノルベルト・ハウグはコメントしている。
「いかなる形であれ、接触はしていない」

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