メルセデスは、2014年最初のF1合同テスト初日、ウイングにトラブルが発生して走行時間を大幅に失ったものの、夜通し作業を行って問題を解決し、翌日にはコースに復帰することを目指すと述べている。

 ルイス・ハミルトンは、28日のセッション序盤では他チームよりも順調に走行を重ねていたが、12時半過ぎに、ターン1へのブレーキングでフロントウイングにトラブルが発生、高速でバリアにクラッシュした。

 フロントウイングが壊れてフロントタイヤの下に落ちてしまったため、ハミルトンはマシンをコントロールできなくなったとものとみられている。

 幸いハミルトンにケガはなかったものの、マシンは大きなダメージを負い、チームはこの日の復帰を断念し、翌日に向けてじっくりトラブルの解決にあたることを決めた。

 ハミルトンは、午前中に18周を走行、その中でマークした1分27秒820で全体の2番手となっている。

 エグゼクティブディレクター(テクニカル)のパディ・ロウは、イギリスのファクトリーからスペイン ヘレスにパーツを運ばなければならないかもしれないが、水曜午前中には走行を再開できるよう、必死に努力していると語った。

「トラブルがどこに発生したのかは分かっている。そのエリアにおいてマージンが十分でなかった理由を正確に把握しようとしている」とロウ。
「たくさんのものをテストしており、ファクトリーでは膨大な作業が行われている。複雑な状況だ」
「明日に向けて解決策を見つけるため、(28日の)午後と夜を使って懸命に作業にあたる」

「テスト初日としては素晴らしい展開とは言えないが、挽回するために努力している」
「ここにはスペアパーツがあまりないため、初日のセッションの間に復帰するのは難しい。だが、明日の朝にはコースに戻れるよう、ここでもイギリスのファクトリーでも夜通し懸命に努力を続ける」

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