現在の任期満了と同時にFIA会長から引退することになったマックス・モズレーが、彼の後任が元フェラーリのチームプリンシパル、ジャン・トッドになる可能性を否定しなかった。

 24日の世界モータースポーツ評議会の後、モズレーが次の会長選への出馬をしないことが明らかになった。モズレー自身は否定しているものの、論争を続けてきたFIAとFOTAが和解する上で、モズレーの引退がひとつの条件になっていたと見られている。

 F1のコンペティターと連携して行う職務に関しては、モナコ自動車クラブ会長であり、FIA議会会長のミシェル・ボエリが即時に引き継ぐようだが、10月以降誰がFIA会長の座に就くのかに注目が集まっている。
 モズレーは、ドイツのアウト・モーター・ウント・スポルト誌に対し、こうコメントしている。
「ボエリがこのポストに興味があるとは思わない。彼も歳が行き過ぎている」

 現在FIA副会長を務めるヘルマン・トムチュクは、モズレーの後任を務めることを否定している。一方、有力候補と見られているのはトッドだ。彼のフェラーリとの長きにわたる関係を考えれば、チームとしては彼の就任を好ましく思わないだろう。しかしモズレーは、チームには決定権はないが、自分にはあると指摘している。
「私の後任者を彼らが私より気に入るかどうかは分からない」とモズレー。
「(トッドを)外して考えるべきではないだろう。候補が複数いる場合には、私が推薦を行う」

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