横浜ゴムは5日、日本フォーミュラスリー協会と現在結んでいる契約を3年間延長し、2016年まで全日本F3選手権のコントロールタイヤを供給すると発表した。
全日本F3のタイヤは、2010年まではハンコックが供給。2011年からヨコハマが供給を担当し、グローバル・フラッグシップ・ブランドであるアドバンのレーシングタイヤを供給している。横浜ゴムによれば、F3協会の要求性能を十分に満たしていることが評価され、継続供給が決定したという。
ヨコハマが全日本F3に供給しているタイヤは、オレンジオイル配合技術により優れたグリップ性能を維持しながら環境性能を高めた『ADVAN A005』、ウエット用の『ADVAN A006』。タイヤサイズはフロントが200/50VR13、リアが240/45VR13となっている。
今回ワンメイクタイヤ供給延長が決まったヨコハマは、全日本F3をはじめ、世界一決定戦とも言えるF3マカオGPやドイツF3などにもワンメイクタイヤを供給。また、日本のスーパーFJやイギリスのBRDC F4、ツーリングカーレースのWTCC世界ツーリングカー選手権、日本のスーパー耐久など、ツーリングカーレースにもワンメイクタイヤを供給している。