キミ・ライコネンが、5日、ロータスを訪れてシート合わせを行い、約2年ぶりにF1マシンのコクピットに座った。
2シーズンF1から遠ざかっていたライコネンは、2012年にロータス(昨年のロータス・ルノーGP)からF1に復帰する。2009年末以来初めてF1マシンのコクピットに収まった感想を、ライコネンは次のように語った。
「前回エンストンを訪れた時、すぐに飛びつくようにシートに座ったが、ヘルメットをかぶってF1マシンの中に座ったのは、2009年の最終戦以来今回が初めてだ」
「最初は少し変な感じがした。コクピットが少し小さい気がしたんだ。でもそれが普通だ。昔シート合わせをした時と同じだよ。最初にマシンに乗り込んだときは少し変な感じがするけれど、すぐになじむ。またレースに出られるなんて楽しいだろうね」
シート合わせはとても重要な仕事だとライコネンは言う。
「一番重要な仕事のひとつだ。マシンの中で座っている時間はとても長いから、ポジションはすごく重要だ。100パーセントフィットしなければならない。1年のこの時期はシートポジションを完璧にするために時間をつかう。シーズン中にはレースが何戦もあり、ずっとマシンの中に座ることになるからね。最初に完璧にしておかなければならないんだ」