来季の動きが注目を集めているキミ・ライコネンが、来年に関してはF1とラリー以外にも選択肢はいくつかあり、休養の可能性もないとは言えないと述べた。

 今週末のF1最終戦アブダビGPを最後に、ライコネンはフェラーリを離脱することが決まっている。来季に向けてマクラーレンとトヨタがライコネン獲得に動いているものの、両チームともライコネン側の要求額があまりに高額であると示唆しており、金銭面での折り合いがついていないようだ。当然のことながら、アブダビの木曜記者会見では、ライコネンの今後について質問が寄せられた。

 来年以降について、完全にF1に集中して検討を行っているのか、ラリーの可能性もあるのかと問われたライコネンは、このふたつ以外にもさまざまな選択肢があると答えている。
「いくつかの選択肢があって、総合的に見てどれがベストなのかを検討し、決断を下す」
「(ラリーも)もちろん選択肢のひとつだ。といっても、F1とラリーに限定されているわけではない。他にも選択肢はいくつかあって、これから考えていく」

 2010年は休養するというウワサもあるが、その可能性もあるのかと聞かれ、ライコネンは、自分がやりたいことをやるので、休養したいと思えば休むこともありうると述べている。
「そうしたいと思えばその可能性はあるよ。僕は自分がやりたいことができるわけだから。でも、前にも言ったように、自分が何をしたいのか、まだ決まってはいないんだ」

 今季ライコネンはフェラーリでF1に参戦しながら、ラリーにも出場した。F1に参戦しながらラリーに出ても、本業のF1活動には全く支障がなかったため、今後F1を続ける場合にも、掛け持ちでラリーに出場してもいいはずだと、ライコネンは主張した。
「(ラリーに出場することは)契約上認められるはずだよ」とライコネン。
「誰かに迷惑をかけるわけじゃないし。どんな種類のマシンをドライブしても、それはある程度の経験になるわけで、問題があるとは思わない。今年はうまくいったから、F1であれ何であれ、自分のやっていることに支障が出ないのであれば、問題にはならないだろう」

本日のレースクイーン

河村理紗かわむらりさ
2025年 / スーパーGT
aprVictoria
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年8月号 No.1610

    スーパーGT熱闘最新アップデート
    GT500 3ワークス開発概況
    『24年モデル』GRスープラの“穴”を突け

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円