ロータスのキミ・ライコネンは、今シーズンのタイトル争いでセバスチャン・ベッテルに勝負を挑むためには、これ以上2位に甘んじるわけにはいかないと語っている。
ライコネンは、前半戦最後のハンガリーGPで今シーズン6度目となる表彰台を獲得、3位のベッテルを抑え2位でフィニッシュしたライコネンは、フェラーリのフェルナンド・アロンソを1ポイント上回り、ランキング2位で後半戦を迎える。
ライコネンは、ランキング2位に復帰したことは「嬉しい」と述べているが、ポイントリーダーのベッテルと戦うためには、開幕戦のオーストラリア以来遠ざかっている優勝を重ねることが重要だと考えている。
「(ランキング)2位に復帰して夏休みに入れたのは良かった」とライコネン。
「ハンガリーではセブの前でフィニッシュできた。だが、チャンピオンシップで彼を倒すにはレースに勝つ必要がある』
「僕らが今年何度もしているように2位でフィニッシュし続けば、恐らく十分ではないだろう。まあ、何が起きるかは分からないけどね」
ランキング2位のライコネンと首位ベッテルとの差は、現段階で38ポイントとなっている。