全日本ラリー選手権第7戦 ラリー北海道は、ここで優勝すればタイトルが決まる奴田原文雄が、最終SSでまさかのパンク。勝田範彦がラリー北海道初優勝を果たした。

 レグ1を終えてJN4クラス首位は勝田範彦(スバル・インプレッサ)、5秒差の2位に奴田原文雄(三菱ランサーエボリューション)、勝田から8.8秒差の3位に柳澤宏至(スバル・インプレッサ)がつけていた。

 そして明けたレグ2オープニングのSS11で、奴田原が勝田を7.2秒上まわるベストタイムで早々に首位を奪取。続くSS12〜16までの6本連続でベストタイムをマークし、15.2秒差までリードを拡大する。残る2本は2.54kmのスーパーSSのみ。SS17で勝田が最速タイムをたたき出したものの、依然としてふたりの間には11.8秒もの差がある。ここで優勝すればタイトルが決まる奴田原はフィニッシュするだけだ。

 ところが最終のSS18をスタートしたところで、奴田原のマシンのリヤタイヤがまさかのバースト。わずか2.54kmしかないSSを全力で走り切った奴田原だったが、先にフィニッシュしベストタイムだった勝田よりも12.8秒遅い8番手タイムでフィニッシュ。この結果、勝田がわずか1秒差で劇的な逆転勝利。ラリー北海道での優勝は、自身初優勝となる。

 これにより、JN4のタイトル決定は次戦以降に持ち越し。ラリー北海道は2.5倍の係数がかかることもあって、ポイントランキングトップの奴田原に勝田が迫っている。残り2戦は勝田が得意とするターマックでもあり、奴田原がタイトルを獲得するためには、第8戦ハイランドマスターズ(岐阜県)での優勝が欲しいところ。激しい戦いが予想される。

 JN3クラスは、初日トップに立った地元北海道の関根正人(三菱ミラージュ)が、マシンをいたわりながらトップの座を守り抜き優勝。2008年の第7戦にダイハツ・ブーンX4でクラス優勝を果たして以来、実に5年ぶりの全日本優勝を果たした。僅差の2位争いは初日3番手の横尾芳則(トヨタ86)が香川秀樹(ホンダ・インテグラ)を逆転して2位でフィニッシュした。

 JN2はレグ2で天野がデイポイントを獲得する快走を披露するも、レグ1首位の川名賢に追いつくことは敵わず。川名が今季3勝目を挙げ、2013年の全日本ラリー選手権のなかでいち早く、クラスチャンピオンを決定した。

 JN1は初日ショックが折れて2位に後退した鷲尾俊一が追い上げを図るものの、初日の後遺症でペースは上がらず。完走わずか2台のサバイバルラリーを、中西昌人(スズキ・スイフト)が制した。

 2日間好天に恵まれたラリー北海道は、67990人の来場者を集めた。全74台のエントリーのうち、APRCは完走18台、リタイア11台、全日本ラリーは完走26台、リタイア18台というサバイバルラリーとなった。

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