ジャンカルロ・フィジケラがルカ・バドエルに代わってフェラーリに乗ることになった場合、フィジケラの代役を務めるとみられているビタントニオ・リウッツィは、フィジケラのウワサが本当であってほしいと述べている。
リウッツィは、スクーデリア・トロロッソでレースに出場した後、2008年からフォース・インディアのテスト&リザーブドライバーを務めている。F1の実戦から遠ざかっているのはとても辛いと、リウッツィは述べている。
「ウワサについてだけど、もちろん、それが正しいことを願っている」とリウッツィはGPWeekに対してコメントしている。
「僕はできるだけ早くマシンに乗る必要がある。レースに出ないと死にそうだよ」
モンツァでキミ・ライコネンのチームメイトを務める候補のリストには、イタリア人のリウッツィも入っている。このことについて彼は、当然フェラーリに乗ることは夢であると話す。
「フェラーリに乗ることは誰にとっても夢だ。フェラーリは今季中にポイントを獲る必要がある。彼らはチームとイタリアのためにいい決断をするはずだよ」
「いずれにしても僕はレースに出る準備はできていると思う。今、身体的には最高の状態で、マシンに乗る準備は整っている。何が起こっても対応できるよ」
リウッツィは、来季レースドライバーとしてのオファーがいくつか来ていると認めているが、フォース・インディアにおける今後の自分の役割がはっきりするのを待っているようだ。GPWeekは、フィジケラは、今季フェラーリに乗ることになった場合、2010年からバドエルに代わってチームのテスト&リザーブドライバーになるかもしれないと主張している。