2013年F1イタリアGPの日曜決勝で、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュはリタイア、ダニエル・リカルドは7位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ジャン-エリック・ベルニュ 決勝=リタイア
すべてがうまくいっていた。バトルをしていたわけじゃない。タイヤをセーブしながら、後ろのバトンを楽に押さえておけたんだ。そしたら何かがおかしいことを感じ、コース脇にマシンを止めなければならなくなった。無線でエンジンがだめになったと思うと言ったが、実際にはエンジンは動いていて、トランスミッションのトラブルだったようだ。
本当に残念だ。ハードコンパウンドタイヤでの最終スティントがもっとうまくいくだろうことは分かっていたのに。前のドライバーたちとの差はそれほど大きくなかったから、入賞圏内のかなり上位に食い込めたはずだ。
今シーズンは何度も不運に見舞われている。でもじきに状況が好転すると信じ続けるよ。
ダニエル・リカルド 決勝=7位
この結果を喜んでいるよ! 昨日の予選もうまくいき、今日はそのポジションを維持してフィニッシュすることができてよかった。
ここ数戦は、予選でトップ10に入っても、決勝でその位置をキープできるだけの速さがなかった。でも今日はうまくいった。
今日はマシンの力を最大限まで引き出せたと思う。後ろのドライバーたちを押さえ切った。ストレートではローダウンフォースセッティングが効果を発揮した。セクター2で他のマシンが近づいても、ハイスピードセクションに来れば引き離すことができたんだ。昨日の走行から、これが僕らの強みだと分かっていた。
今後のレースに向けてマシン開発を積極的に続ける必要がある。トップ5フィニッシュも手が届かないわけではないと思うからね。