ルノーのチームオーナー、ジェラール・ロペスは、けがでリハビリ中のロバート・クビカは今年中に金曜プラクティスでテストを行う可能性はあるが、レースに復帰することはないだろうと述べた。
クビカは開幕前に出場したラリーでクラッシュ、右腕などに重傷を負った。彼は退院し、現在リハビリを行っている。
担当医はクビカのF1復帰についてある程度予測できるのは夏になるだろうと述べているが、ロペスは、クビカは今年テストでマシンで乗ることはあるかもしれないが、本格的な復帰はないだろうとコメントした。
「一年のいつかの段階で金曜にテストで彼を乗せるかもしれない。だが今年彼の復帰が実現することはない」とロペスはスペインのラジオ局Onda Ceroに対して語った。
ロペスは、クビカがF1キャリアを続けられるかどうかを予想するのはまだ早いとも述べた。
「ロバートはひどい事故に遭いながら助かった。今は完治を目指しており、最も難しい時期だ。彼自身、医師、我々でさえも、誰も彼が何を成し遂げるのか分からない」