JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010のサポートレースとして行われる『ENEOS SUSTINA LEGEND CUP』は12日、予選を兼ねた練習走行が行われ、トップタイムを影山正彦がマーク。しかし、年齢ハンデのために高橋国光のポールポジション獲得が決まった。
マツダ・ロードスターを使用した今回のレジェンドカップ。最年長は高橋国光の70歳と、タイムや走りを心配する声があったものの、走り出してみればそこはさすが名ドライバーたち。コーナーでは激しいカウンターステアやスライドをみせつつも、土屋圭市と鈴木亜久里がスリップを使うなど、少しずつタイムを削りとるアグレッシブな走りをみせてくれた。
途中、中嶋悟がコースアウトを喫したり、舘信秀のマシンの後方から白煙が上がるなどトラブルも多発(?)。とは言え、タイムはほとんどが3秒以内に収まったのはさすがといったところか。
最終的には、スーパー耐久にも参戦する影山正彦はさすがの走りで2分11秒104というトップタイムをマーク。次いで高木虎之介が続き、“若手”ドライバーが上位に。3番手には松本恵二の代役として出場した今回のレースの取りまとめ役、服部尚貴が続いた。
しかし、今回は年齢により50歳以上のドライバーには年齢ー50=ハンデ秒数のタイムがあるため、ポールポジションは2分15秒532ー20秒=1分55秒532というぶっち切り(?)のタイムでポールポジションを獲得することとなった。