レッドブルは、来週バーレーンで行われるピレリのタイヤテストにセバスチャン・ブエミを起用する。
今回のテストは2014年のタイヤ開発を目的に、12月17~19日にかけてバーレーンで開催される。参加するのは、ピレリから要請を受けた全11チームの中、レッドブル、メルセデス、フェラーリ、トロロッソの4チームで、当初参加を予定していたマクラーレンとフォース・インディアは辞退を申し入れている。
レッドブルはこのテストに、レースドライバーのセバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドではなく、控えのブエミを走らせることを決めた。
先日、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタとともに来季のテスト兼リザーブドライバーに就任したブエミは、3日間のテストをひとりで担当。2011年のトロロッソを最後にレースから遠ざかっているブエミにとっては、レッドブル加入後、最新仕様のF1マシンを初めてドライブする機会となった。
フェラーリは開発ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサとFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)所属のジュール・ビアンキを起用。メルセデスはレースドライバーのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグを走らせるとみられている。