レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、イギリスGPではフェラーリとの戦いになったものの、他のチームをタイトル候補から除外して考えることはできないと語った。

 シルバーストンではフェルナンド・アロンソがポールポジションからレースをリードしたが、終盤ソフトタイヤに苦しみ、2位を走り続けたマーク・ウエーバーがオーバーテイクに成功、優勝を飾った。3位にはセバスチャン・ベッテルが入り、ドライバーズランキングではアロンソ、ウエーバー、ベッテルがトップ3に並んでいる。

 バレンシアではベッテルがトップを独走しながらマシントラブルでリタイアを喫したが、マシンの速さは明らかであり、ホーナーは、この2戦で速さを発揮できたことで、今後に期待が持てると述べた。
「私たちはバレンシア(でのパフォーマンス)には非常に励まされていた。そして(バレンシアとシルバーストンの)ふたつの異なるタイプのサーキットで速かったので、それがシーズンの今後のいい前触れとなることを期待している」
「フェラーリもここでは速かった。しかし私たちは予選がトリッキーなコンディションで行われたにもかかわらずいい結果を出した。今年初めてふたりのドライバーがそろって表彰台に登れたのを見られて、とても嬉しかった」

 しかしホーナーは、タイトルを争うのはレッドブルとフェラーリだけではなく、今後マクラーレン、メルセデス、ロータスがトップに浮上する可能性があると考えている。
「今年の選手権では誰かを除外するのはまだまだ早すぎる」とホーナー。
「今、選手権をリードしているのは、完走を続け、最も安定した結果を残しているふたりのドライバーたちだ。つまり、完走することが非常に重要だということになる」
「どのトップチームも(タイトル候補から)除外できない。これから多くのレースがさまざまなサーキットで行われる。だが今回私たちは非常に強力な週末を送り、いくらかバレンシアの埋め合わせができた」

本日のレースクイーン

河村理紗かわむらりさ
2025年 / スーパーGT
aprVictoria
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年8月号 No.1610

    スーパーGT熱闘最新アップデート
    GT500 3ワークス開発概況
    『24年モデル』GRスープラの“穴”を突け

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円