ジェンソン・バトンは、ベルギーGPのクラッシュ直後には自身のタイトルの可能性に悲観的になったが、今はまた前向きに考えていると語った。彼は、レッドブル・レーシングはセバスチャン・ベッテルを愛するあまりにマーク・ウエーバーを優先できず、それがマクラーレンのチャンスになると考えている。

 ベルギーGPでバトンはベッテルから接触され、リタイアに追い込まれて2位のチャンスを失った。これによってバトンは、ランキングトップのルイス・ハミルトンとは35点差の4位となった。F1.co.ukによると、バトンは少し時間がたってタイトル争いに向けて前向きな気持ちを取り戻したという。

「マシンから出て自分のドライバーズルームに歩いて行く間に、(今回のリタイアは)タイトル争いにおいて大きな打撃になり、ここから挽回するのはとても難しいと僕は言った」とバトンはロイターに対してコメントしている。
「その時にはすごく落ち込んでいたんだ。大量のポイントを失った後では仕方ないよね」
「今冷静に考えると、35点差というのは大きいけれど、去年までのポイントシステムなら14点か15点に当たる。だから絶対に可能性はまだあるんだ」
「今の状況から抜け出さなきゃならない。1勝挙げたいし、それに向かって努力する。もしモンツァで勝てたら、感触は全く違うものになるだろうし、気分も変わるだろう」

 レッドブルはベッテルに肩入れしており、それがウエーバーのタイトル争いにおいて不利に働き、彼とマクラーレンにとっては有利になるかもしれないと、バトンは考えている。
「彼らがウエーバーを優先することはないだろうね」とバトンは微笑む。
「だってベッテルを愛してるんだから。ひとりのドライバー(ウエーバー)を優先することはないと思う」

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