2013年F1第17戦アブダビGPの土曜フリー走行は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 レッドブルの1-2で幕を開けたアブダビGPは、予選が行われる2日目を迎えた。その予選前最後となるFP3は14時(現地時間)からスタート。天候は快晴、気温37度、路面温度は47度を記録した。

 セッション開始と同時に上位勢で早々とコースに向かったのはロータスの2台。前戦まで3戦連続で表彰台を獲得しているロメイン・グロージャンは、初日にトラブルで出遅れたものの、それを挽回するかのごとく序盤から周回を重ねる。一方のキミ・ライコネンも今週は旧仕様のショートホイールベースシャシーでいつものペースを取り戻し、FP3の序盤はレッドブルのベッテルと最速タイムを奪い合う積極的な走りも見せた。

 その後、セッションが折り返しのタイミングを迎えると前日3番手のルイス・ハミルトンが2番手タイムをマークし、チームメイトのニコ・ロズベルグもミディアムコンパウンドの最速タイムとなる1分43秒465をマークする。

 セッション残り15分、ここでマルシャのジュール・ビアンキがソフトタイヤの予選シミュレーションを前にコースアウトを喫してマシンにダメージを負ってしまう。車両が撤去された時点のオーダーは、ロズベルグ、マーク・ウエーバー、ベッテル、ハミルトン、ライコネン、グロージャンと変わった。

 全車がソフトタイヤでアタックしたセッション終盤は、再びベッテルがセクターベストを更新する走りで1分41秒349をマーク。特にセクター3で全体ベストを記録したベッテルのRB9は、2番手につけたチームメイトのウエーバーにコンマ2秒差をつけてFP2に続くトップタイムを奪った。
 レッドブルと僅差の3番手はハミルトンで、ここまではFP2と同じ顔ぶれ。4番手にロズベルグ、5番手にはグロージャンが続いた。

 セクター2のベストタイムを記録したザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがマクラーレンのジェンソン・バトンに次ぐ7番手につけ、同じくと2番手タイムをマークしたエステバン・グティエレスがライコネンの前8番手につけた。

 ミディアムタイヤのパフォーマンスに苦しむフェラーリは、終盤ソフトでのアタックもフェルナンド・アロンソが11番手、フェリペ・マッサ14番手に終わり、アロンソの懸念通り予選Q3進出も厳しい状況となっている。

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