パストール・マルドナドは、ロータスがマシン開発に十分な予算を持っていれば、フェラーリと戦うこともできると考えている。

 今年も慢性的な資金不足にあえぐロータスは、2016年に向けてルノーとチーム買収に関する基本合意を結んだが、いま現在も法廷闘争と不確実な将来に直面している。

 そのため、今シーズンのロータスはマシン開発もままならず、8月のベルギーGPで一度ロマン・グロージャンが3位表彰台を獲得した以外は他に目立ったリザルトもなく中団グループに甘んじている。

 マルドナドは、ロータスE23が開幕の頃とそれほど変わっていないにもかかわらず、シーズン終盤もポイント獲得を果たしているという事実がエンストンのポテンシャルを示していると言う。

「我々のファクトリーやスタッフの質といったバックグラウンドは、F1でも最高のひとつに数えられると思っている」とマルドナド。
「唯一の問題は、財政面だ」

「開幕からのマシンを使っているが、我々の開発状況でいまだにポイント争いができるなんて想像できるかい?」
「メルセデスのように勝てるとは言わないが、正しいやり方でマシンを開発するチャンスがあれば、フェラーリやウイリアムズにもっと近づけているだろう」

 マルドナドは、E23がグリッドで2番目に速いと信じているのかと聞かれると、次のように答えた。
「おそらく、2番手とはいかないが、それを争えるのは確かだ」
「フェラーリとか、もしくは彼らに近い2番目か3番目かだね」

「(E23は)とても良いマシンだよ」

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