元チャンピオン、サー・ジャッキー・スチュワートとF1商業権所有者のバーニー・エクレストンが、ミハエル・シューマッハーは予定を切り上げて2010年末で再び引退するのではとの考えを示した。

 メルセデスと3年契約を結び、大きな注目を浴びてF1復帰を果たしたシューマッハーだが、マシンのパフォーマンスが不十分なこともあり、周囲が期待する成績を残せておらず、若きチームメイトのニコ・ロズベルグにも届かずにいる。

 スチュワートは、エクスプレス紙からシューマッハーはルイス・ハミルトンやセバスチャン・ベッテルと戦えると思うかと聞かれ、「彼はチームメイトにすら後れをとっている」と答えた。
「ミハエルがカムバックするのを見ないで済めばよかったのにと思う。なぜ復帰したのだ? 彼はすべてを成し遂げていた。(戻ってきても)失うものしかなかった。彼は引退するのが早すぎたのだと思う。あと2年フェラーリで走っていればよかったのだ。なぜそうしなかったのか分からない。彼は今難しい立場におり、批判に耐えなければならない」
「何よりもまず問題なのは『彼は来年もやるのか』ということだ。彼は今シーズンでやめると思う。彼の心は何と言っているだろう? 彼が実際に3月にスターティンググリッドについているところを見るまでは、(続けるとは)信じないよ」

 これまでシューマッハーを弁護してきたエクレストンは、問題はマシンにあるが、このままではシューマッハー自身は走り続けたいとは思わないだろうと述べている。
「体力的に問題はないし、モチベーションも才能もある。だがマシンに十分な力がない」とエクレストン。
「シューマッハーはいいパフォーマンスができなければ残りたいとは思わないんじゃないかな」

本日のレースクイーン

友野ゆみとものゆみ
2025年 / スーパーGT
KeePer Angels
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円