フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション会長のマーティン・ウィットマーシュは、可変リヤウイングの来季導入はまだ100パーセント決定したわけではなく、慎重にその効果を見極めてから確定したいと語った。
6月23日、世界モータースポーツ評議会の会合がジュネーブで開催され、来季F1に可変リヤウイングを導入することが決定された。このボディワークは、オーバーテイクの増加を狙ったもので、ドライバーが走行中にリヤウイングの調整をできるシステムだ。
しかし1日に開催されたFOTAのファンフォーラムの後、ウィットマーシュは、このシステムの導入を見合わせる可能性もあると語った。
「来年の可変リヤウイングは、(より面白いレースにするための対策を講じるべきだという)プレッシャーへの対応策だ。しかし慎重にならなければならない」とウィットマーシュがコメントしたと、autosport.comが伝えている。
「年の初めに検討すべきだと思う。全員がそれを作り、テストし始めてから、ショーの向上に役に立たないという結論が出れば、使用の中止を決断すべきだし、考えている使い方がよくなければ、それを変えなければならない」