2014年F1バーレーンGPの土曜予選で、ケータハムの小林可夢偉は19位を獲得した。
■ケータハムF1チーム
小林可夢偉 予選=19位
まずフリー走行3回目は昨日に比べてずいぶんといいセッションでした。チームが門限ギリギリまで残って今日に向けてクルマを準備してくれました。クルマのパフォーマンスはよかったです。少しオーバーステア気味でしたが、午後の路面温度が高いことが分かっていたので想定どおりで、路面温度が低くなる夜に向けて何も手を加えませんでした。
予選の最初のアタックもよかったと思います。オプションタイヤで1周アタックした後、あれ以上のタイムを出せないと感じたのでピットに戻りました。そこでセッションの残り3分ほどまで待機して、最後の1周アタックに出ました。このアタックではクルマのすべてを出し切ったと思います。Q2進出までコンマ4秒というのは、現時点でのチームの現実的な位置を示しています。
いい金曜日と土曜日だったので、今シーズン初めてクルマの限界のパフォーマンスを引き出すことができました。先週マレーシアではいいレースペースを見せることができましたが、まず予選でロータスやザウバーといったチームと戦うためのギャップを埋めなければなりません。これがターゲットです。明日のレースに向けては、昨日しっかりと走れたのでこれまでの2戦に比べるとずいぶんといい状況です。このままの信頼性を維持していければ、僕たちにとっていいレースになるかもしれませんね。