2011年F1日本GPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉は13位、セルジオ・ペレスは8位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝13位
とてもトリッキーなレースだった。スタートでクラッチをリリースしたら、マシンが突然アンチストールモードに入ってしまい、あっという間にポジションを5つ落とした。その後、他のマシンと戦おうとしたけれど、去年ほどオーバーテイクは楽ではなかった。セーフティカーが出動したタイミングも僕らの戦略的によくなかった。セーフティカーが出た時に2回目のピットストップをし、ソフトからミディアムに換えた。そのタイヤで最後まで走り切らなければならなかった。29周だ。終盤にはタイヤはひどい状態になってしまい、ポジションを守ることができなかった。でもここでいい予選ができたし、決勝でのマシンパフォーマンスは間違いなく向上していた。だから残りのレースもプッシュし続けていくよ。F1に夢中になってくれている日本のファン全員をとても誇りに思う。彼ら観客は本当に素晴らしくて、僕にとって今日はとても感動的な1日だった。
セルジオ・ペレス 決勝8位
ここ日本でいくつかポイントを獲れてチームのためにとても喜んでいる。昨日の予選でテクニカルトラブルが出て、17番グリッドからスタートしただけに、余計に嬉しい。今日は僕のタイヤ戦略がとてもうまくいった。チームはよくやってくれた。それにマシンパフォーマンスもよかったね。今日はかなりプッシュし、全力を出し切った。風邪をひいていたから体力的にとてもきつかったけれど、入賞圏内でフィニッシュすることができ、全体的に満足している。