ザウバーF1チームの小林可夢偉は、先週のムジェロテストでマシンのアップグレードにいい感触を得たため、スペインGPでライバルたちとの比較をするのを楽しみにしている。
「ムジェロテストで、新アップデートによってマシンが一歩前進したと感じた。そういう感触を抱いたのは間違いない」と可夢偉。
「もちろんそれはいいことだけど、実際にどれぐらい改善したのかは、バルセロナサーキットを走ってみるまでは分からない。テストではライバルたちとの正確な比較をすることはできないし、サーキット・デ・カタルニアは特別なサーキットだ。このコースは、高速コーナー、中速コーナー、低速コーナーのすべてを備えている。誰もがこのコースのことを熟知しているが、それでも適切なセッティングを仕上げるのはとても難しい。その代わり、ここでうまくやれれば、そのマシンは他のサーキットでも速いはずだ」
「僕らドライバーにとっても、マシンにとっても、エンジニアにとってもチャレンジングな週末になるだろうが、またレースができるのがすごく楽しみだ」