2011年F1韓国GPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉は15位、セルジオ・ペレスは16位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝15位
スタートは問題なかった。ただ、ポジションは全く上げられなかった。セバスチャン・ブエミとバトルをしている時、僕らのマシンが接触し、フロントウイングにダメージを負った。ソフトタイヤでスタートし、10周後にスーパーソフトに換えた。その後セーフティカーが出動し、皆がピットインし、僕らはフレッシュタイヤのアドバンテージを失った。リヤウイングにもダメージを負ったが、どこで損傷したのかはっきりとは分からない。レース半ばごろ、ブルーノ・セナが後ろにいて、すごくプッシュしてきて、その結果、フロントウイングにダメージを受けた。そのせいでマシンはひどいアンダーステアになり、タイヤにブリスターができた。フロントウイングを交換するために予定より早くピットインしなければならなかった。2回目のピットストップの後、後方で2台ほどオーバーテイクできたが、今日はポイントを獲得できるチャンスは全くなかった。僕らはあまりにも遅かった。でも今後も問題に取り組んでいく。
セルジオ・ペレス 決勝16位
スタートはとてもうまくいったが、他の何台かのマシンの後ろにつかえ、得たポジションを失った。ソフトタイヤでの序盤はとても好調だった。でもスーパーソフトでは苦労した。特にラストスティントではデグラデーションがひどかった。そのため、ラスト3周のところでタイヤ交換をしなければならなかった。右フロントタイヤに穴が開き、ケーシングが見える状態だった。悔しかったが、そのタイヤではフィニッシュするのは不可能だった。いずれにしても今日の僕らにはポイント圏内でフィニッシュできるだけの速さはなかった。