2011年F1日本GPの土曜予選で、ザウバーの小林可夢偉は10位、セルジオ・ペレスは17位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 予選10位
鈴鹿の予選でトップ10に入れて本当に嬉しい。大勢のファンが来てくれているのを見て、とてもハッピーな気持ちだよ。フリープラクティスではマシンバランスにかなり苦しんだけれど、予選に向けて行ったセッティング変更がうまくいった。マシンのペースからみて、新しいエアロパッケージがうまく機能し始めているのだと思う。Q1とQ2のラップはうまくいったし不満はない。それに明日のレースに向けてタイヤをセーブできた。重要なのは決勝だ。ここに来てくれたファンの前でポイントを獲りたい。
セルジオ・ペレス 予選17位
可夢偉の結果から分かるように、マシンはとてもコンペティティブだ。僕もQ3に進出できると自信を持っていた。でもQ1での最後のラップのセクター2で突然ハイドロリックトラブルが起きた。パワステをはじめとして、何もかもが機能しなくなった。そのため、Q2では出走できなかった。もちろんがっかりしている。メカニックたちはすごく頑張って、直そうとしてくれた。もっと詳しく調べる必要があるけれど、決勝は問題ないはずだ。今週末は僕にとって楽な展開にはなっていない。風邪もひいてしまったんだ。でもポジティブに考えることにするよ。明日の決勝に向けてタイヤをたくさんセーブできたからね。