2011年F1ハンガリーGPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉は11位、セルジオ・ペレスは15位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝11位
今日全くポイントを獲れなかったことに、もちろんがっかりしている。スタートはうまくいき、序盤のペースもとてもよかった。ウエットでのマシンパフォーマンスはよかったし、ドライタイヤに換えた後もまずまずのペースだった。今日はずっとポイントを獲れるものだと思っていた。でもその後、状況が悪くなった。再び雨がかなり降ってきた時、チームはいったんは僕を呼び戻してインターミディエイトタイヤを履かせようと考えたが、僕としては路面がよくなってきていることが分かったので、そうしたくなかった。それで7番手までポジションを上げた。でもその後、次のタイヤ交換まで長く待ちすぎた。スーパーソフトのそのセットではもうポジションを守ることができず、結局3度目のピットストップをせざるをえず、ポイント圏内のすぐ下に順位を落とすことになった。
セルジオ・ペレス 決勝15位
ものすごくがっかりしている。予選がうまくいったので、レースに大きな期待を抱いていたんだ。でも1周目から状況が悪化し始めた。全くグリップがなく、マシンをコース上にとどめておくのも難しいぐらいだった。1コーナーでワイドになって大きく順位を落とした。10番手グリッドからスタートしたのに、20番手まで落ちたんだ。その時の僕は一番遅いグループよりも遅かった。なぜこんな極端なことが起きたのか、理由を知りたい。その後、ドライブスルー・ペナルティを受けたことで、事態はさらに悪化した。ヘイキ・コバライネンがブレーキングをとても遅らせたので彼を抜いた。そこではイエローフラッグは出ていなかった。