韓国GPに対する開催不安が各チームにも広がりをみせている。韓国がキャンセルされれば、それ自体はもちろん、タイトル争いに与える影響も大きい。
英AUTOSPORTは、韓国GPの開催に関し日曜日にバーニー・エクレストンが懸念を示したことで、各チームの代表者たちも口々に不安を述べはじめたと伝えている。
マクラーレンのチーム代表、マーティン・ウィットマーシュは、韓国GPがこれまで失ったポイントを取り戻せる重要なイベントであるとして、開催へ事態が進むよう願っている。
「そこでも多くのポイントを取るつもりだ。我々としてはより多くのレースを望んでいる」とウィットマーシュは語っている。
「我々の知る限り、確かに多くの懸念材料がある。しかし、我々としてはバーニーと韓国の人々が開催に向けて動き続けていることを願うしかない。今は、鈴鹿に行って最大限のポイントを得ることに集中しなければならない」
一方、レッドブルを率いるクリスチャン・ホーナーは事態が進展することを確信するとともに、チャンピオン争いで比較的優位な立場から、レースキャンセルも少なからず利益になると考えているようだ。
「我々は確かに韓国にいるだろう。以前、一部の代表者たちとチャットをしたときも、彼らはかなりの自信をもっているようだった。レッドブルが数週間前にデモンストレーションを行ったときもそこにいたし、彼らは正しく物事を進めていたから我々も自信を持っている。今もすべてのフライトは予約したままだよ」