F1第12戦ベルギーGPは予選Q2が行われ、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマーク。小林可夢偉(ザウバー)は12番手でQ3進出を逃した。
Q1に続きウエットコンディションで行われたQ2も、レッドブルやマクラーレンなど上位勢が早くからインターミディエイトタイヤを履いてコースインする。しかし、16台がタイムを記録した残り7分のことろでフォース・インディアのエイドリアン・スーティルがオールージュでスピンを喫しクラッシュ。これでセッションは、6分53秒を残して赤旗ストップとなった。
赤旗時点のトップは、マーク・ウエーバーでチームメイトのセバスチャン・ベッテルが2番手、マクラーレン勢が3、4番手で続きクラッシュのスーティルが5番手。フェラーリ勢はフェリペ・マッサが7番手につけたが、アロンソは11番手タイム。小林可夢偉も15番手と厳しいポジション。
およそ6分の中断を経て再開されたセッションでは、日差しも出てコンディションが改善したため、各車はベストタイムを次々に更新。すると終盤は目まぐるしくポジションが入れ替わり、最後はアロンソがトップタイムをマーク。2番手以下もハミルトン、ウエーバー、ベッテルへと変わった。
ただ、5番手タイムで走行を切り上げていたマクラーレンのジェンソン・バトンは後続のタイム更新で13番手までドロップ。小林可夢偉も一時5番手タイムをマークしたものの、最終的には12番手まで順位を落とされQ3には進めなかった。