ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。昨年、好評連載されていたこちらのコラム。今年も引き続き、F1速報サイト限定コラムの一部をお届けします。
うまいこと言うね、ロン!
とんでもなくエキサイティングなレースだったね! 嫌われ者のストラテジーグループが何もしないでくれたおかげでF1の問題がうまく解決したみたいだった。今週末に関しては誰も何の文句のつけようもなくて皆困っていたくらいだ。
週末を通して30万人以上ものファンが訪れ、シルバーストンは最高の雰囲気に包まれた。しかも日曜の決勝の素晴らしかったことといったら。ウイリアムズの2台が稲妻のようなスタートを決め、終盤に雨の神様が面白い展開を用意してくれたおかげだ。その上、最終的には地元ファンの望みどおりルイス・ハミルトンの勝利で締めくくられたのだから言うことない。
そういうわけで皆がハッピーな気持ちで帰途についたのではないだろうか。あ、「ほとんど皆」と言った方がいいか。ジェンソン・バトンが例外なのは間違いないからね。マクラーレン・ホンダは今回も苦難の週末を送っていた。アロンソが1ポイント獲得したことが進歩の兆候だとは私には思えない。私は古い人間なので、ポイントを与えるのはトップ6にすべきだと今も思っているのだ。
エディ・ジョーダンがマクラーレンのボス、ロン・デニスは退陣すべきだと批判した。これに対するロンの反応はこうだ。F1はファミリーであり、ファミリーは村に住むものだ。どの村にも必ず有名なばかがいる。EJはF1村のばかだ──とこうである。うまいこと言うね、ロン!
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