日曜日のバーレーン・インターナショナル・サーキットは雲ひとつない快晴。気温は午後2時半の時点で29℃、路面温度は47℃と前日同様に高い。ただ、土曜日は予選Q1が開始された午後6時には路面温度が31℃に下がっており、決勝レースが行われる午後6時は30℃台前半まで下がるものと予想される。

 予選でマシントラブルに見舞われたジェンソン・バトンのマシンは、その後、残業申請を行って原因を究明。情報筋によれば原因はパワーユニット側にあったらしく、チームはパワーユニットを交換する決断を下し、その作業は日曜日の午後2時半現在も続けられている。なお、予選不通過となったバトンは、フリー走行の結果から決勝レースへの参加が認められた。

 レースのポイントは、予選で圧倒的な速さを披露したルイス・ハミルトンが、その速さをチェッカーフラッグまで維持できるか。また止める者がいるとしたら誰か、である。土曜日の会見で、ハミルトンは「この週末のフェラーリはロングランで安定しているからレースは簡単にいかないだろう。上手にタイヤを使う必要がある」とチームメイトのニコ・ロズベルグではなく、フェラーリを警戒する発言をした。

 予選3番手に甘んじたロズベルグも「(予選で)フェラーリをあなどっていた」とフェラーリの速さに驚きを隠さない。そして「レースでは本気で戦う。とにかく、いいスタートを切るしかない」と雪辱を期していた。

 セバスチャン・ベッテル2番手、キミ・ライコネンが4番手からスタートするフェラーリ勢は、ベッテルが「メルセデスと戦うチャンスがあれば、もちろん攻めていく」と攻めの姿勢を宣言。いつもは冷静なライコネンも「僕たちの狙いはトップに立つこと。1周目から戦いを挑みたい」と珍しく闘志を前面に出している。

 ピレリのマリオ・イゾラ(レーシングマネージャー)は「予選でのミディアムとソフト間の性能差は1周あたり約2秒あるので、レースでもソフトタイヤがメインになるだろう。そのソフトタイヤを、どのように使いこなすのか勝負のカギとなる」と接戦を予想している。

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