2013年F1開幕戦オーストラリアGPの公式予選Q2は、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおり。
Q1に続いて行われたセカンドラウンドのQ2は全16台が15分間のタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。天候は曇り。Q1で降った雨はあがったものの、路面はウエットコンディションでスタートした。
セッションは、全車が雨用のインターミディエイトタイヤを履いてのアタックとなったが、時間とともに路面コンディションが回復。しかしセッション終盤には再び雨が落ちてくるなど、二転三転する天候にタイムシートは最後まで目まぐるしく変動することとなった。
そんななか、セッションが大きく動いたのは残り時間が3分を切ってから。それまでトップ10圏内につけていたフェラーリのキミ・ライコネンが3コーナーの立ち上がりでリヤを滑らせスピン。これでコントロールを失ったライコネンはコース脇のバリヤにクラッシュしてしまい、マシンを降りることに。
さらに、トップ10圏外からタイム更新を図ったベッテルも悪化したコンディションに阻まれポジションを上げることはできず、10番手につけていたジェンソン・バトンもトロロッソのジャン-エリック・ベルニュにはじき出されるかたちでQ3進出を逃してしまった。