17日から19日の3日間に開催されるシルバーストンF1若手ドライバーテストに参加するメンバーが明らかになった。
今年の若手テストは、タイヤトラブルが相次いだ関係で、新タイヤのテストも行われる。そのためレギュラードライバーの参加も認められるが、その場合はピレリが指定した作業しか行うことはできない。
レッドブル・レーシングは、ジュニアドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、カルロス・サインツJrの他に、レースドライバーであるセバスチャン・ベッテル、マーク・ウエーバーを走らせ、ウエーバーの後任候補のダニエル・リカルドもテストに参加する。
フェラーリに関しては、育成プログラムのメンバーであるダビデ・リゴンが2日半を走り、フェリペ・マッサが最終日の午前中のみ走行する。
マクラーレンは、マシン開発に集中するため、レギュラードライバーは起用せず、ケビン・マグヌッセン、オリバー・ターベイ、ゲイリー・パフェットを一日ずつ走らせる。
ロータスは、ニコラ・プロスト(17日)とダビデ・バルセッキ(18日)を走らせ、最終日にはキミ・ライコネンが走行を行う。
ザウバーは、リザーブドライバーのロビン・フラインスと、AUTO GPでタイトルを争う佐藤公哉、レギュラーのニコ・ヒュルケンベルグを走らせる。佐藤は最終日に走行する。
フォース・インディアは、すでに同チームで直線テストを行っている、GP2ドライバーのジェイムズ・カラドを起用する。チームは、昨年のジュール・ビアンキのように、リザーブドライバーを金曜フリープラクティスで走らせたいと考えており、候補としてカラドの評価を行うものとみられる。
テストにはレギュラードライバーのポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルも参加、担当スケジュールは各日の朝、明らかにするということだ。
ウイリアムズは、開発ドライバーのスージー・ウォルフに初めてF1での本格的なテストの機会を与える。他にダニエル・ジュンカデラとレギュラーのパストール・マルドナドが走行を行う。
トロロッソは、若手としてGP2ドライバーのジョニー・チェコット、GP3ドライバーのカルロス・サインツJr、GP3ドライバーのダニール・クビアトを起用する。サインツJrはレッドブルのテストにも参加する。レギュラードライバーのリカルドとジャン-エリック・ベルニュも半日ずつ担当する予定。
ケータハムは、リザーブドライバーのアレクサンダー・ロッシと、現在フォーミュラ・ルノー3.5で走るウィル・スティーブンスを起用、レギュラーのシャルル・ピックとギド・バンデルガルデも走らせる。
マルシャは、GP3でタイトルを争うティオ・エリナスとリザーブドライバーのロドルフォ・ゴンザレス、レギュラードライバーのジュール・ビアンキとマックス・チルトンを走らせることに決めている。