今季からスタートした新たなワンメイクレース、GAZOO Racing 86/BRZ Race。トヨタ86とスバルBRZのワンメイク仕様車により毎戦多くのエントリーを集めているが、スーパーGT第8戦のサポートとして開催される今季最終戦に、92台もの大量エントリーが集まることになった。
ナンバー付きの車両はワンメイクながら、タイヤはマルチメイクで、プロドライバーが多く参戦するなど話題も多いGAZOO Racing 86/BRZ Race。7月に富士スピードウェイで開催された記念すべき第1戦も82台と多くのエントリーを集め、その後も最も少なかった十勝スピードウェイでのレースで30台と、毎戦のように予選落ちが多く出る人気のレースとなっていた。
迎える今季最終戦もてぎでは、なんと92台ものエントリーが。そのうち14台がスバルBRZで、残りの78台はトヨタ86となっている。決勝レースに出走できるのは45台で、通過できなかった47台のうち45台は決勝日早朝の5周のコンソレーションレースに出走することになる。
エントリーリストを見ると、今季チャンピオンを早々に決めた山野直也(P.MU RACING 86)をはじめ、スーパーGTとのダブルエントリーとなる谷口信輝(コウベトヨペット86)などプロドライバーも多い。興味深いところでは元GTドライバーの井入宏之(IDI・アディナゥ・BRZ)やD1ドライバーの日比野哲也(YMS☆サンライズ☆DL86)の名も。
今季のGAZOO Racing 86/BRZ Raceはブリヂストン装着のマシンが強さをみせているが、シーズン初年度の最終戦で、91台のマシンを下し勝利を飾るのはどのドライバーになるだろうか。