11日(金)に開幕するF1日本グランプリを前に、会場となる鈴鹿サーキットでは急ピッチで準備作業が進められている。
グランプリウイークに突入したこの日の鈴鹿は、前日にセントレア(中部国際空港)にカーゴ便6機で到着したF1マシンやチームの機材等が陸路でサーキットへと運ばれ、ひととおりの荷ほどきを終えると、ピットやパドックはあっという間にF1仕様へ生まれ変わった。
また、事前に行われていた縁石のペイントや表彰台の設置、ホームストレートのDHL看板への掛け替えや、各コーナーのピレリ看板などもこの日までに設置がほぼ終わり、チームのガレージでは早くもサーキット入りしたスタッフによってピットの組み立てなどが始まっている。
鈴鹿によれば、明日9日(水)の夜までに設備の準備がほぼ整うとのこと。例年ならばドライバーも明日中にサーキットに入るとのことで、F1サーカスを迎え入れる鈴鹿サーキットの関係者たちもここ数日が追い込みになるという。
今年、F1開催25周年を迎える鈴鹿は、10日(木)のピットウォークやドライバーサイン会などのイベントでグランプリの週末がスタート。11日(金)10時よりスタートするフリー走行でいよいよ25回目の鈴鹿F1が幕を開ける。