2011年WRC第1戦ラリースウェーデンの最終日デイ3が2月13日(日)にスウェーデンのカールスタッドを基点に行なわれた。SS17から22にかけて6本のステージを戦い、デイ2でトップに立っていたミッコ・ヒルボネン(フォード・フィエスタRS WRC)が約1年ぶりに優勝した。

 上位5人の選手に優勝の可能性があるタイム差でスタートしたデイ3。最終日とはいえ6本合計92.26kmのSSが残されており、勝負の行方はまったく読めない状況。早朝空は晴れ、雪は降っていない。コースはアイスバーンの路面が多く、それが先頭走者のヒルボネンには有利に働いた。ヒルボネンは2位マッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタRS WRC)に差を詰められながらもリードを堅持。去年の開幕戦ラリースウェーデン以来となるWRC優勝を勝ち獲った。

 2位はデイ1で初めてラリーリーダーとなったオストベルグ。ラリーを通して安定した走りを続け、表彰台で初のシャンパンファイトを楽しんだ。そして3位にはヤリ‐マティ・ラトバラ(フォード・フィエスタRS WRC)が入り、フォード・フィエスタRS WRCがポディウムを独占。幸先の良いシーズンスタートを切った。

 シトロエンはセバスチャン・オジエ(シトロエンDS3 WRC)が4位に入ったのが最上位で、デイ2で3位につけていたペター・ソルベルグ(シトロエンDS3 WRC)は5位に陥落。スピンで遅れたうえに、最終ステージを前にソルベルグはデイ1で犯したスピード違反により免許停止処分を受けてしまったのだ。ドライブすることができないソルベルグは助手席に座り、コ・ドライバーのクリス・パターソンがDS3 WRCのステアリングを握ることに。パターソンはミスなく全長4.16kmのSSを走り切ったがタイムはベストから51.2秒遅れの最下位。4位の座をオジエに奪われてしまった。

 なお、総合6位はデイ1での遅れが大きく響いたセバスチャン・ローブ(シトロエンDS3 WRC)。パー‐ガンナー・アンダーソン(フォード・フィエスタRS WRC)は7位で、キミ・ライコネン(シトロエンDS3 WRC)は8位でフィニッシュした。

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